キャッシュレス決済をして所得を10%向上させる


消費増税をお得に変えるキャッシュレス決済

『キャッシュレス・消費者還元事業』は分かり易く言えば、キャッシュレス決済をした場合には、『税金から補助金を出します』という『税金のばらまき事業』です。

事業規模によって還元率が変わりますが、『5%もしくは2%を還元をしましょう』と言う訳です。2%の増税分を相殺するだけでは無く、逆に割安になります。

国の還元事業に、何かと話題の○○ペイが乗っかる形で、更にキャッシュバックをしている状況になっています。

ペイペイで言えば・・・還元事業で5%さらに同額の5%を還元するので、合計で10%のキャッシュバックになります。

結果として、増税後の方が増税前よりも、買い物が割安になってしまうような逆転現象が起こっています。

ただし・・・色々な媒体を通してアナウンスしているのですが、いまいち伝わっていないようです。

増税前に日常雑貨品の買いだめをしようと・・・商品棚がガラガラの状態になっている店舗もチラホラあるような報道やニュースを目にする事があるからです。

大型スーパーやドラッグストアは、クレジット決済が出来るので、増税分は相殺されるので買いだめの意味はありません。

仮に買いだめをするのであれば、還元事業が終了する時が正しい時期のように思います。

現金で支払えば、増税分が自分の負担になりますが、キャッシュレス決済にすれば、税金を還元してくれるので・・・同じ金額で買い物が出来ます。

現金決済が出来きれば、不便を感じる事も無く、買い物をする事は出来るので、特に意識をしていないのかも知れません。

自分たちが支払った税金が還元されている事を知らないのかも知れません。

知っていればもらえるのに、知らないともらえない・・・勿体無いですね。

数十円安いと言っては、隣町まで買い出しに行っているような主婦層までも、無駄な出費をしていますし、情報弱者のシニア世代も同様に無駄な出費をしてしまっています。

我々の税金を使っての『ばらまき事業』ですから、支払った税金は還元してもらう方が良いと思いませんか?

仕組みはわかりにくいですが、支払方法が、現金からキャッシュレスになるだけなので非常に簡単な話です。

電子レンジの仕組みは分からなくても、使うだけなら、誰でも簡単に出来る・・・これと同じだと思えば良いと思います。

キャッシュレスの便利さを体感してしまえば、もう後戻りできません。誰にも止められない流れが出来つつあります。

ただ、便利さは重要ですが、一度使わないと便利かどうかが分からないので・・・

ここに『お得』をプラスして一歩目を踏み出してもらおうというのが、『キャッシュレス・消費者還元事業』です。結果として我々の税金を使った『ばらまき事業』になってしまった訳です。

クレジット決済とQRコード決済は何が違うのか?

キャッシュレス決済という部分については共通していますが、お店側の負担が違います。結果として、日本中どこでも、どのような店でも決済できるのがQRコード決済です。

クレジット決済をされると、事業規模によって違いますが、おおよそ3~5%の手数料を負担する必要があります。導入費用がおおよそ10万円程度かかると言われていますし、決済方法によって端末を使い分ける必要があるので事業規模の大きい店舗でしか導入出来ません。

クレジット決済が主流になっていたので、ほとんど使われない端末を導入して、更新して、無駄な経費をかけてしまっている一面がキャッシュレス決済が低空飛行をしていた原因です。

ほとんど使われない端末に投資出来るのか、5年程度のサイクルのたびに更新する必要があるのであれば小規模店では導入出来ません。

一方のQRコード決済は、多くの人がスマホなのど情報端末を持ち歩いているので、客にQRコードを読み込んでもらうだけで決済が出来るシステムです。

客が持っている端末を上手に使う決済方法になります。

仕組みは複雑ですが、買い物をする作業は同じです。

財布を出す→金額を聞いてお金を取り出す→店員に渡す

スマホを出す→金額を聞いて入力する→店員に見せる

 

将来的には、キャッシュレス決済が主流になれば、店舗側の負担は軽減されるので仕組みが分かれば導入しない理由はありません。

自分の店舗で決済システムを導入せずとも、既存のシステムを利用するだけなので、導入コストが0円で便利なシステムを利用できます。

結果として、小規模店でも導入できるので、消費増税を1つのきっかけとして加速度的に導入されています。

クレジット決済は資本力のある大企業しか導入出来ませんが、QRコード決済は、どこでも導入できるという違いがあります。

使える場所が多い方が便利になるので、拠点を多く持つ○○ペイが強くなります。

クレジットカードを持てないけれども、購買力の高いのが若年層を取り込む事が出来る事も導入のきっかけになっています。

キャッシュレス決済は購買行動がまるわかりになる?

キャッシュレス決済は購買行動がまるわかりになりそうですが・・・現実的には購買データの活用法が確立されていないようです。

このデータ活用については多くの企業がビックデータを保有していて、非常に価値の高いものだと考えているようです。

言い換えれば・・・ダイヤモンドの原石のような存在と考えれば良いでしょう。

磨けば輝く事は分かるけれども、磨き方が分からないので単に石ころに過ぎないとでもいいましょうか・・・

●ダイヤモンドの場合
商品加工 →卸売業者 → 小売業者 →消費者
消費者に届ける事で、お金に変えられるので、逆算して、ダイヤの原石の価値の算定が出来る

●購買データの場合
原石→?→?→?
石の磨き方すら確立されておらず、石コロのままなのでお金に変えられていないので、価値の算定が出来ない

『利益が出た所を原資として、そこから還元するのが基本になるので・・・原資が無い以上価値の算定は出来ない』

こんな状況のようです。

ヤフーやLINEなどにデータの買い取りや、新しいビジネスモデルを構築しませんか・・・と提案をしてくるようですが・・・結局の所どう使って良いの分からず、データの切り売りしか方法が見当たらないので困っているようです。

テレビ業界も数十年前からデータから利益につなげようと模索していたのですが

データ(視聴率)→『スポンサーに対して広告料をもらう根拠とできる』

ここまでしか到達出来なかった。
商品加工のように販売経路に乗せるのが容易ではないのが常識

 

ただ・・・何か大きな流れが出来た時には、新しいビジネスモデルが出来るのが常識なので、色々な部分を分割・分担しながら、ベンチャー企業も含めて『購買データがお金に変わるようなビジネス』が生まれるのを期待しているようです。

キャッシュレス化の勢いが予測以上に進んでいるので、やっと『スタートラインに立てそうな状況は出来つつある』と期待感だけは非常に大きいようです。

それでなければ、薄利なキャッシュレス事業に乗り出す企業は無い・・・これが答えのようです。

キャッシュレス単体で見た場合は全く魅力の無い事業にも関わらす、多くの企業が参入を急いでいるのはこの為です。しかし数年もすれば、数社に絞られるような厳しい事業のようです。

将来的には、データの価値が生まれたとしても、それを持っているだけでは価値が無いので、価値の算定できるようなビジネスにはならない予測をしているようです

POSデータは価値が高いはずですが・・・
どう使ってビジネス展開が出来るのかを模索しているのが現状。
データに価値を持たせる事業が確立される可能性は高いので、薄利のキャッシュレス事業に参入している企業が多数。

paypayのセキュリティは大丈夫なのか 『補償申請について』

セキュリティの問題があれば、信頼性を損ないます。安全性こそ最重要と考え『2度目は無い』をスローガンにしています。

問題の発端は、ユーザーの利便性を優先した事にあります。

カード情報入力回数制限が設定されていなかったので、

 カード番号
 セキュリティコード
 有効期限

総当たりで正解を導き出して不正を可能にしていました。セキュリティの甘さが露呈した訳です。

クレジットカードの不正利用と同じ状況になっていたと考えられます。

現在では対応策が機能しているので不正利用に対しては、一定の評価がされているようで、SNSでも高く評価するコメントが多数派になってきています。

 18年12月『100億円キャンペーン』→0.996%
 19年2月『第2弾100億円キャンペーン』→0.0004%

●不具合例
登録していたクレジットカードが不正利用される
二重決済が生じる
など・・・

おおよそ、100万件に対して4件の発生率になります。

これを多いとみるかは個人の判断になりますが、現金を持ち歩いて、紛失してしまえば、自分の手元に戻る確率が低くなるので、それよりは安全性が高いと考えても良いと思います。

スマホを紛失してしまった場合には、スマホのロックを解除する必要がありますし、ペイペイのアプリを立ち上げる時にも同様にロックの解除が必要になるので、現金を持ち歩くよりも安全です。

とはいえ・・・万全を期すために

対応策として、ユーザーに対して重大な過失が無い限り全額を補償する制度が導入されています。(19年8月28日)より

アカウントの有無にかかわらず、ユーザー・加盟店を含めての全額保証制度です。

「PayPay」をご利用の全ユーザーを対象に、決済、チャージ、送金(譲渡)などのPayPayが提供
するサービスにおいて、万が一アカウントや銀行口座情報およびクレジットカード情報などが第
三者に盗用されて不正利用されるなどによる被害に遭われた場合、原則PayPayが被害額の全額を
補償します。また、「PayPay」をご利用でない方(PayPayアカウントをお持ちでない方)が、不正
利用などによって、「PayPay」を利用した被害にあわれた場合にも、原則PayPayが被害額の全額を
補償します。

≪PayPayお問い合わせ窓口≫
・ユーザー 電話番号:0120-990-634 営業時間:24時間受付/土・日・祝日を含む365日
・加盟店 電話番号:0120-990-640 営業時間:24時間受付/土・日・祝日を含む365日

  • 損害発生日から60日以内の申請であること
  • 初回の申請であること、または前回申請した日から1年を超えていること
  • ご家族や同居人などの利用ではないこと
  • 警察へ被害の届出を行うこと
  • 弊社所定の審査条件を満たしていること
    引用  公式HPより抜粋 補償申請について
紛失・盗難は補償される?
紛失・盗難によって使用された場合には、補償対象になるので、通常使用の場合には、特別な不安感は持たなくても良いようです。

スマホを使えないシニア世代がキャッシュレス決済を体験してみる

買い物が出来るならば、現金でも良いじゃないか・・・と思っている人が圧倒的に多いので、キャッシュレス決済の割合が20%弱なのだと思います。

増税分の余分な支払いはしたくないけれども、還元事業は良く分からないから現金決済で良いじゃないか・・・不思議な状況が生まれています。

現金決済に不自由を感じないから『お得』でなくても良い・・・と考えているのでしょう。

実際にはキャッシュレス決済であれば、貴重な時間を投入する事も無く、便利でお得に買い物が出来る事を知らないだけです。

キャッシュレス決済をすれば、10%引きで購入する事が可能になります。所得を10%上げる事は難しいですが、支払いを10%下げられるので、実質的に所得を10%上げた事と同じ意味になります。

全国展開しているスシローで、決済ミスがあり、消費税0%で会計された店舗もあるようですが、同じ状態です。

我々の親世代(シニア世代)では、スマホを使う事に障壁があり、この部分がネックになるようです。実際に、電話とLINEとカメラしか使えないので、非常に難しく感じるのは理解出来ます。

実際に経験するのが手っ取り早いと思ったので、同級生の和菓子屋さんで体験してもらいました。

ペイペイで・・・って言ったらタブレットのQRコードを見せてくれたので・・・読み込んで、金額を入力して、店員さんに確認してもらう作業になります。

結果は・・・これだけ?店側は損してないの?後から請求されたりしないの?などなど・・・

疑問はあるようですが、21年の6月末日までは、店側も消費者側も余計な負担をする事はありません。

その場で還元されるのが5%で税金から支払われ、1か月後に更に5%ペイペイから支払われるので合計10%の還元です。

帰宅しても、何度もレシートを見返したり、アプリを立ち上げたりしていたので・・・楽しめたようです。

後日、行きつけの美容院でも現金でもペイペイでも支払いが出来たので、利用したそうです。店員さんが少し不慣れな様子で少し手間取ったと言っていました。

『スマホを使いこなしてますね~』って言われたらしいですが、それが少しうれしかったようです。

ドラックストアでは、女子高校生らしき集団が使っていたらしいです。

休日前にATMの列に並んで現金を引き出したり、レジで小銭をやり取りしたりする煩わしさがなくなり、一度使えば、便利に便利だと分かります。

ポイント目当てで始めたのが、その便利さにすっかりはまった・・・そんな感じです。

QRコード決済を導入するとポイントの2重・3重取りが出来る

アプリのダウンロードから、本人認証サービスまでならば、数分で終了します。

非常に簡単なので後回しにしてしまい、後になれば、数千円、数万円の『お得』を捨ててしまっています。

限度額が5000円までであれば、そのまま使えばよいと思います。

限度額を広げたい場合には、必要に応じて認証をすれば良いでしょう。以下に『3Dセキュア』の方法をリンクしておきます。

PayPayの登録方法と使い方

  1. PayPayを始めよう!
  2. Yahoo! JAPAN ID と連携する
  3. 銀行口座を登録する
  4. 本人確認をする
  5. クレジットカードを登録する
  6. 本人認証サービス(3Dセキュア)を利用する
  7. PayPay残高をチャージする
  8. PayPay残高を送る
  9. 送られたPayPay残高を受け取る
  10. PayPayを使ってわりかんする
  11. Yahoo!マネーの引き継ぎ

お勧めクレジットカード

 

 

QRコード決済の基本的な仕組みは同じで、それぞれの会社が複雑に絡んでいるので、ポイントの二重取り、三重取りが可能です。

裏技とかではなく、利用するだけで勝手にポイントが加算されていきます。

その一例としては、私の場合はコンビニでの利用が多いので、

 ポイントカードの提示を求められた時に、コンビニからポイントを還元
 キャッシュレス決済で、税金から還元
 QRコードの利用で、ペイペイから還元
 クレジットの利用で、クレジット会社から還元

家電量販店やコンビニで現金決済をしているのを見ると『勿体無いなぁ』と思います。

QRコード決済は節約術の一つ
何も知らなければ、10%の消費税を支払い。キャッシュレス決済を使えば…逆に税金から還元してもらう状況になります。 

両方つかえるのであれば、『便利』プラス『お得』なのでかならずキャッシュレス決済を選択するようになります。