FXは9割が負けならば、これをすれば1割の勝ちまくりになる



基本を無視すれば負ける確率は100%

どのような世界でも勝ち組は一部分しか勝てません。トレードも同様です。

努力しても勝てるかどうか分からないのに、努力をしないのですから負けるのは当然です。

出来ないのか?やらないのか?

努力して勝つ確率を上げて行くのはどの分野でも同じなので・・・やらないのであれば、負ける確率100%です。

 

勝つ為に必要な条件は・・・ゼロサムゲームだからに始まり、プロスペクト理論、資金管理、メンタルコントロール、業者選び・・・一般的なトレード教材で学べるような情報しか手に入れる事は出来ません。

全く間違った情報も多々ありますし、数値の裏付けのないいい加減な情報がまき散らされます。自分の手を動かしていない情報も非常に多いです。

 

『有名人の○○さんが言っていた』などの伝聞情報が当たり前のように語られます。トレードの専門家ぶって書いていれば、間違いなく混乱をさせられてしまいます。

重要なのは『誰が書いているのか』では無くて、『何を書いているのか』なのですが、常識的な知識すら持ち合わせていなければ、合っているのか、間違っているのかすら判断出来きません。

自分のスキルや判断能力を自覚してるからこその行動ですが、安易に盲信するのは危険です。

トレードは自転車に乗るのと同じにすれば勝てる

あらかじめ言っておくと・・・

自転車にに乗れない人がいないように訓練をすれば誰でも乗れるようになる・・・こんな結論ではありません。

トレードは非常に難しいゲームだと言う話です。

本気で学べば、『トレードは生涯学習である』と言われる意味が簡単に分かります。

学べば学ぶほど、自分が無知である事に気付きます。自分が無知である事を知る事が出来れば、一層学ぶ事の必要性が理解出来ます。

『1割の勝ち組』と『9割の負け組』の一番の違いは何なのか?

ずば抜けた才能やスキルがあったのか?

それともセンスの違いがあるのか?

どれも違うと思います。

『正しい思考でトレードに取り組んだ』これだけの違いだと思います。負けトレーダーは考え方が間違っている・・・

これが答えだと思います。

自分の手を動かしていないような情報は問題外ですが、このような10分で理解出来るような簡単な理論は疑った方が良いでしょう。

 勝率は50%に収束する
 利大損小を実践すれば良い
 長期目線で考えれば利益を出せる

 

勝ちトレーダーは無知である事が分かって学習をしますが、負けトレーダーは分かったような気になって、何も学びません。

何を学習すれば良いのか分からないので、レートの上げ下げに一喜一憂したり、意味の無い情報を仕入れる事に時間を使ってしまいます。

含み損を抱えてしまえば『みない振り』をするので・・・どのような結果であっても何もしないのですから、不要な時間のはずです。

必要な事をしないで、全く役に立たない事に時間を使っているのでいつまでたっても勝てるようになりません。全く役に立たない事を続けてるのに、結果だけ良くしようとしても無理です。

『情報は知識にあらず』を実践しなければならない

複利計算をする時に引用されるアインシュタインですが・・・このようにも言っています。

『情報は知識にあらず~中略~知性の面での成長というのは、生まれたときから始まり亡くなるときまで続くべきである。』

情報と知識の扱いについては、非常に多くの著名人が言っていますし、紀元前の哲学者の頃から幾度と無く、論じられている話です。

トレードに関係して論じてみると・・・

『取り入れた情報を自分のフィルターを通して、どのように活用するのかを考えるべきで、情報を知識に変えられないのであれば意味が無いので、学習し続ける必要があると理解出来ます。

『トレードは・・・止まると倒れてしまう自転車に乗っているような仕事である』と言われマーケットに飲み込まれないように生涯学習する必要があると理解すれば良いでしょう。

情報は知っているだけでは意味が無く、自分のフィルターを通して自分の行動の指針ならなければ意味がありません。

 

一般的な数値としては、10%の勝ち組と90%の負け組だと言われるのですが、もっと醜い数値なのでは無いかと予想すらされています。

トレードで成功する確率は非常に低く、我々のような一般庶民が何の努力もせず勝てる世界ではありません。知識もスキルも無いのに勝てると思う方がどうかしています。

トレードは難しいには違いありませんが、『楽して儲かる、楽して稼ぎたい』こんな状態で参入する人が圧倒的多数であるなので、他の業界と同じような数値に収束していくのだと思います。

上がるか下がるのかを当てるゲームなので簡単に考えてしまいますが、勝ち組トレーダーは見えない所で努力をしているはずです。

努力をしたら必ず勝てる訳では無いですが、勝っているトレーダーは間違いなく努力しているでしょう。

ただ・・・何をどうすれば良いのか分からないのが負けトレーダーなのは事実です。

何もせずに一喜一憂しているだけなのは問題外ですが、自分は努力をしているのに勝てていない・・・こんなトレーダーもいます。

それにも関わらず利益を出せないのは、やらなくていけない事をやらずに、利益につながらない事を頑張ってやっているからです。ひたすら損失を出すような行動を繰り返し、当然のように資金を減らしていきます。

我々のような一般庶民が片手間で、ポチポチ情報収集をしているだけで勝てるのであれば、90%の人が勝っているでしょう。1日中PCに張り付いて同じ行動をしたとしても勝てないと思います。

トレード環境が整っているし、色々な情報が入る時代になっていますが、今も昔も勝つ割合が変わらないのは、情報の質や量の問題では無い事からも明らかです。

情報は知識にあらず
新しい事をする為には、非常に多くの学ぶ事があり、多くの時間を投入する必要がある。

優位性、再現性の高い売買ルールを作り最低試行回数の概念が必要になる

トレードで利益を出すための魔法はありませんし、未来の株価を予想するゲームでもありません。予想する事は利益を生む行為から程遠い行動です。

勝率100%を目指す必要は無く、利益のトレードと、損切りで終わったトレードを合計した時に、利益の方が大きい・・・

これがトレードで生き残っていくたった1つの方法です。

これは何を意味するのかと言うと、多くの試行回数が必要である事を意味します。

試行回数の観点から言えば、同じ勝率に収束するとしても、10回のトレードと10000回のトレードでは統計学的に信頼度が違います。

将来のレートが分からない以上、確率から大きく外れる『連続負け』になる事も当然のようにあり得ます。

そのような場合に対応できるように、ポジョンは小さく、試行回数を重ねてロジックの信頼性を上げる作業が必要になります。

要するに・・・必要な作業を結果から逆算する事になります。

トレードは確率のゲームですから、期待値を求める作業が必要になります。

期待値を求める為には、利益になるトレード、損失になるトレードが必要になります。

と言う事は・・・損切りと利食いの幅を決める必要が出てきます。

結果として、過去のデータから損切りと利食い最適解を求めるような作業が必要なる・・・と分かります。

 

どのようなトレード教材にも書いてあるような基本作業が必要になります。

一貫性のあるトレードを実行して、期待値がプラスになる売買ルールの構築をしましょう・・・この作業が出来ていないので90%が負けてしまう理由です。

誰もが知っている情報以外は必要ない

検証作業の必要性は基本的なトレード教材であれば、学ぶ事が出来るはずです。それこそ誰もが知っている情報です。

だれでも知っている事が実際に行動出来ないのですから、勝てないに決まっています。

出来ないよりも出来た方が良い、分からないよりは分かる方が良い・・・非常に簡単な方程式です。

トレードがギャンブルと言われるような一面がありますが、こんな状態ではギャンブルにもならないお粗末な結果です。

ギャンブルは勝つか負けるかが分からない運任せのゲームですが、初めから負けるのが分かっているので、手を出す必要の無い勝負です。

負けるべくして負けています。

 

学ぶべきは実行可能な再現性のあるトレード教材を実行する事ですが、基本は面倒だったり、つまらない作業が多くなります。

トレード教材とは言えないような再現性の低いトレード教材の方が人気がある事からも分かります。

『この手法をで1億円を稼ぎました』みたいな教材を見ると魅力的に感じますし、1億円は無理でも、その何分の一かは稼げるのでは・・・と皮算用をしていまう気持ちは理解出来ます。

残念ながらそのような手法はありませんし、仮にあったとしても我々のような凡人の手元に情報が来るような事はありません。

フルレバレッジでのギャンブルトレードの末路はいつの時代も消える事がありません。せいぜい数年の夢物語で消えて行きます。

例えばですけれども・・・

イチローモデルのバットを手に入れたから明日らメジャーリーガーだ・・・などと言ったら病院送りですし、

自分の子供たちを東大に入れた・・・こんなセミナーを聞いた所で全く役に立ちません。親のDNAを受け継いでしまうのが遺伝子工学なのですから、まずは自分の能力からハンデキャップです。

再現性の有無から検証する必要があるでしょう。

勝ち組トレーダーになる為には地味でつまらない作業をひたすら繰り返す事になります。過去のデータから優位性、再現性を探し出し、マーケットの変化に対応できるように、改善を実行する。

それが90%の負け組にならない唯一の方法です。